市内の中学校では、テスト返却がされている時期になりました。
中間テストと比べて下がってしまった 「思うような点数がとれなかった」
というご家庭もあるかと思いますので、今回は保護者の皆様に知っていただきたいことをまとめていきます。
①期末テストは中間テストよりも難しい
ご存じの方も多いかと思いますが、期末テストの範囲は広く、難易度も上がります。
そのため、中間テストの時よりも勉強量が変わらない・減っている場合、当然点数は下がります。
お子様の点数を見て、驚かれるかもしれませんが何も改善されていない場合は「下がって当然」と覚悟しましょう。
②点数が低くても良かったところを見つけてあげる
これはなかなか難しいかもしれません。
ただ、数学は悪かったけれど社会は良かった。
読解はできていないが、漢字は8割正解できていた。
のように、探すと意外と見つかる場合もあります。
点数が低くて1番落ち込んでいるのはお子様自身ですので、保護者の方がとどめを刺さないように十分配慮してあげてください。
③一部ではなく、全体で考える
1つの科目が悪いと、それに目がいきすべてが悪いように見えてしまいますが、受験でも合格・不合格の基準は総合点です。
一部の科目が悪くても、全教科で変わらない・そこまで下がっていない
のであれば、そこまで悲観的になる必要はありません。
また前回の中間テストで上がった場合、今回の結果が低くても、前学年の時よりは取れているなど、少しさかのぼってみていく必要もあります。
成績は右肩上がりに伸びていくのではなく、伸びて停滞・伸びて停滞
を繰り返していきます。
最終的に内申点が大事ですので、それまでの提出物の頑張りなどご家庭での様子も大切になってきます。
これからの長期休みに向けて、今回のテスト結果を良い材料にできるように、参考にしていただければと思います。