新学期を迎えるにあたって、保護者が気をつけること

いよいよ始業式・入学式が終わり、新学年がスタート!

 

という時期ですが、この4月・5月で注意するべきことがあります。

 

 

①小学校の感覚でテストを受けてはいけない

 

小学校のテストの際、めちゃくちゃ頑張って勉強するお子様はほとんどいないと思います(笑)

 

しかし、その状態で1学期の中間テストに突っ込むと間違いなく撃沈します。

 

中学校で習う単元は、小学校と比べて深く、範囲も広くなります。

 

もしお子様が家で全く勉強していなければ、テストの結果は相当覚悟しておく必要があります。

 

 

②提出物を1回忘れた=内申で「4」以上は不可能

 

小学校の通知表で、「忘れ物をしない」の欄でもう少しがついていた家庭は要注意です。

 

小6までは、せいぜい通知表で「もう少し」がつく程度ですが、中学校では「1」又は「2」がつく可能性が跳ね上がります。

 

 

さらに厄介なことに、お子様は悪気なく忘れます(笑)

 

 

お子様になぜ忘れたのか?を尋ねると、

 

「提出物の存在を知らなかった」と答えるケースがほとんどです。

 

 

そのため、「勉強しなさい!」ではなく、「提出物は大丈夫?」

 

という声掛けをしてあげてください。(特に男の子)

 

 

 

高校受験は「1年生の1学期から」始まっている

 

 

受験には、「3年生の2学期の内申点が使われるから、1,2年は大丈夫」

 

 

こう考えている生徒は非常に多いです。

 

しかし、内申点というのは、学校の先生という人が決めています。

 

1年生からコツコツ勉強してきたAさん、授業もろくに聞かず3年生で勉強し始めたB君

 

どちらに高い評価をつけるかは一目瞭然ですよね。

 

社会にでてからも、人に評価される世の中である以上、年上の人に正しく評価してもらうトレーニングは10代で必ず必要です。

 

 

お子様の意識が変わらなくても、保護者の方は「1年生からどうやって受験を乗り越えるか」という視点を持っておいた方が良いですね。