「勉強の仕方が分からない」の真意

保護者の方からの質問で、「勉強の仕方が分からない」と言っているんですけど・・・

 

 

という質問をされますが、

 

 

これは「勉強したくない」と言っているのと同じです。

 

 

 

まず第一に、テスト期間であれば、範囲表がどの学校でも配られます。

 

 

そこには

 

 

・教科書のページの範囲

・ワークのページの範囲

・出題される単元名

 

 

が記載されています。

 

 

なので、私が生徒にこの質問をされたら

 

 

「範囲表見ましたか?そこに、テストに出される問題の範囲があるから、まずはそこをやりましょう」

 

 

と返します。

 

 

 

そもそも、普通に取り組んでいたら、

 

 

 

「この問題の解き方が分からない」

 

 

のように、具体的な相談になるはずです。

 

 

 

 

また、実はこの発言をすることはお子様にとってメリットがあります。

 

 

 

「やる気がない」といった場合は、親に怒られるかもしれないとなりますが、

 

 

「勉強の仕方が分からない」と言えば、「じゃあ塾の先生に聞いてみよっか」

 

 

 

のように、矛先が自分以外の所へ変わることを知っているのです。

 

 

 

そのため、この発言に対して、どんなに親身になって回答したところでほとんど効果はありません。

 

 

 

「いまは勉強に対して、気持ちが乗ってないんだな」

 

 

 

と考えて、お子様が自ら行動に移すのをじっと待ちましょう。