「能力の差は大してない」という話

気温も徐々に低くなり、冬の季節が近づいてきました。

 

塾講師を始めて6年目になりますが、毎年この時期になると受験が近づき身が引き締まる気持ちになります。

 

受験生は残りの約4か月を悔いのないよう、やりきって終わりましょう。

 

人生80年生きると仮定したら、そのうちの4か月なんてほんの一瞬です(笑)

 

辛いことに立ち向かった経験は、必ず数年後の自分に跳ね返ってきます。

 

自分の可能性を狭めずに、目標に向かって日々積み上げていきましょう!

 

 

前置きが少し長くなりましたが、今回は「能力の差は大してない」というテーマで書いていきます。

 

指導をしていると、「あの子は頭が良いから・・・」や「自分はバカなんで・・・」というセリフを何回も耳にします。

 

本当に人との間に大きな差はあるのでしょうか?

 

もちろん、テストの点数には個人差があります。

 

ただ、それは才能の差ではなく勉強した絶対量が関係しています。

 

ぜんぜん勉強していないように見えて、テストになると高い点数を取る人っていますよね。

 

そういう人たちも、見えないところでちゃ~んと努力をしています(笑)

 

何かの本で「実力とは実行力の差である」と書いてありましたが、まさに勉強もその通りだと思います。

 

「自分は才能がないからできないんだ」と思う前に、まずはちゃんと演習しているかを確認しましょう。

 

トップクラスの成績を取っている人と、同じ勉強量でテストに臨んだら劇的に結果は変わるはずです。

 

 

私自身、とても不器用な性格で勉強も伸びるのに時間がかかりました。

 

周りの人たちの成績を見て、何回絶望したことか・・・

 

それでも、自分よりレベルの高い人以上に勉強することで、自分の思い描く結果を手に入れることができました。

 

正しい方向で、正しい量をこなした努力は必ず報われます。

 

「となりの芝は青い」という言葉がありますが、これは勉強にも当てはめることができます。

 

勉強で他人の姿を見て絶望する必要はありません。

 

目標に向かって、走り続けていけば必ず結果を出すことができます。

 

まずは「あの人にできて自分にできないことはない」と思うところから始めていきましょう。